【冒頭発言】（高鳥筆頭副幹事長）
本日の役員連絡会の概要を報告致します。
末松参議院国対委員長からは、明日の予算委員会は一般質疑10時から6時間である。午前中の自民党の質疑では総理の要求はしていない。
下村選対委員長からは、昨日、静岡4区補選候補者の深澤陽一氏に、安倍総理から公認証交付を行った。
岸田政調会長からは、今朝の新型コロナ対策本部で、観光、宿泊、運輸業から要望をうかがった。政府の第2次緊急対策に向け、今日中にも党の考えを申し入れたい。党としても第2弾、第3弾の提言を準備する。
櫻田団体総局長からは、党の友好団体との政策懇談会についての報告がありました。
小林青年局長からは、18歳選挙権を意識したパンフレット「国に届け」第6号を作成した。憲法改正の党の方針について、わかりやすく説明している。15万部を今週から来週にかけて県連に発送する。
以上です。
【冒頭発言】（二階幹事長）
昨日の役員会で安倍総理から、「第2弾となる緊急対応策を速やかにまとめたい」「必要な措置は躊躇なく実施する考えのもと立法措置も早急に進めたい」との発言がありました。
国民の健康と安全を守るということが、今何よりも最優先する課題でありますが、この方針のもとに、役員各位のご協力をお願いしたいということを申し上げました。
この状況下で昨日、北朝鮮がミサイルを発射した。これは断じて許されない。重要課題が山積しておりますが、私たちは総力を結集してこれらの問題に対して国民のご心配、憂慮が絶えないところでありますから、我々はその先頭に立って、対応していかなければならないと強く考えているところであります。
以上です。
質疑応答
- 毎日新聞です。河井あんり参院議員の参院選を巡る公選法違反容疑の関連で、午前9時過ぎには秘書が広島地検に出頭しました。この受け止めと説明責任についてどうお考えでしょうか。
- 今ご説明にあったように出頭されたということであれば、その経過を見守りたいと思います。河井あんり氏がお答えになることであって、内容を承知している本人がきちっと説明をするのが当然だと思います。
- 読売新聞です。新型コロナウイルス関連で、新型インフルエンザ特措法の改正の協力を求めるため、首相は党首会談を呼びかけるということですが、その調整状況といつ頃までに法案を成立させたいという状況でしょうか。
- 成案を得れば、テーマがテーマですから、野党の皆さんともきっちり話し合いをして、速やかに結論を出すべきだと考えています。
- 時事通信です。新型インフルエンザ特措法の改正については、議員立法でやるほうがよいとお考えでしょうか。
- 早くやることが大事だと思いますから、議員立法の方が早いと思っています。政府が提案してくるならそれでもけっこうです。
- 北海道新聞です。IR事業を巡る汚職事件で起訴された秋元司衆院議員が、25日に政治資金パーティーを開く予定です。この報道について受け止めを聞かせてください。
- 詳しいことは聞いておりませんから、先ほど新聞の見出しに出ていたのでそれを見た程度です。
- 北海道新聞です。あらためて秋元議員自身は無罪を主張していますが、どのようにお考えでしょうか。
- 我々は同僚ですから、本人がそういう主張をしている以上は、法の最終判断を待つ。そしてそれについて我々はその後の対応をするべきだと考えております。この件について十分な知識を持ち合わせていませんので、論評することは差し控えたいと思います。
- 日本経済新聞です。党員数について、7年ぶりの減少となったことへの受けとめをお願いします。
- 党員というのは皆さんご承知の通り、選挙があるとか、党員を募集しようとか、党の決意によって進めるときに増えるわけですけれども、日常の時には五月雨のごとく各地で入党したいという方が静かに入ってくるわけですから、いまわが党の党員数は少ないとは思っておりません。党員数が減るような党の状態ではありませんから、組織を通じて党員募集をしっかりやって、党員減少などということはご心配に及ばないようにしたいと思います。
- 毎日新聞です。今年の党員数の目標はありますか。
- 今、党員が減ったといわれていますから、まず元に戻すことが大事です。その後もしっかり党員を募集していきたいと思います。別に目標を定めて何人集めるということではなくて、党員の募集は静かなうちにやっていきたいと思っています。
- 日本経済新聞です。各議員個別の党員の確保人数の上位、下位の方々を発表するお考えはおありですか。
- 上から下まで出してこいということは言ってあります。