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記者会見代表質問国土強靭化

二階幹事長ぶら下がり
(代表質問を終えて)

二階幹事長

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【冒頭発言】

国土強靭化の重要性について安倍内閣そのものがそのことに対して大変理解をお示しいただいたというふうに思っております。そして特に国民の生活その他困難に直面されている、そういう人々に対してしっかりと支援ということの呼びかけに対しても、政府もそれに対して理解をお示しいただいたということであります。経済・外交の重要問題については、温もりのあるしっかりとした御答弁をしていただきまして、おそらく関係者は満足していただいたのではないかと思います。普段見過ごされがちな弱い立場の方々もいわゆる困難に寄り添って、そこに政治の光を当て続けていくということが自民党の政治だということをご理解いただきたいという思いがあるわけでありますが、このことは、総理をはじめ、関係者の皆様にも理解していただけたと思います。

質疑応答

Question
TBSです。憲法改正について、憲法については国会が発議するというものでありながら、あえて今回総理に質問されたというのはどういった点でしょうか。
Answer
やはり、憲法改正は常に国民の皆さんの理解・関心を求め続けていかなければならない課 題ですから、私も短いセンテンスではありましたけれども、折角の機会ですから、一言憲法改正について触れさせていただいたということであります。また、どうせ機会があるでしょうから、憲法問題、或いは憲法改正の問題、そのことに特化して、そのことに集中してまた党内でも大いに議論していきたいと思います。
Question
NHKです。幹事長が今お答えいただいた中で、総理の答弁で、日中関係について明確にお話がありました。これについて幹事長はどのようにお考えられましたか。
Answer
まあ、お互いに段々と理解を寄せ合って日中関係というのは、他の外交諸案件と比べて遜色がないというか、寧ろ、重要性が増しておる問題ですね。地理的な条件、そして相手国の国土の広さ。そして国際社会における地位。そうしたことを考えると、中国問題、日中関係、極めて今後も重要であることには変わりない。そういう意味で、我々はしっかりした対応をしていかなきゃいけないという気持ちであります。
Question
読売新聞です。日中関係の案件で、習近平国家主席が来日されるということで、自民党の中でも、一部で国賓来日について、尖閣の問題も含めて迷っている一面もありますが、幹事長はこの点についての見解をお願い致します。
Answer
世界の中での大国の一つである中国の国家主席が来日されるということは、国民を挙げて歓迎をするということが大事であって、些末なことで色んな議論をすることはどこの国にもありますし、特に日本にはそういう人は、まあまあいるわけですから、それはそれでよくお聞きしたら良いんじゃないですか。
Question
朝日新聞です。憲法の話に戻りますが、常々おっしゃられているように拙速な議論を避けるようにというようなご指摘が今回もありました。総理は期限ありきではないというふうにしつつ、参院選世論調査で国民的意識が高まっている、と国会での議論の進展を期待するような答弁でしたが、これについてはどのようにお聞きになられたでしょうか。
Answer
当然これはずっとずっと先に延ばしていいというものではありませんから。できるだけそうした議論を始めていくということですね。期限を決めないで始めていくということが大事だと思います。ですから、今、スタート台に立つということに対してお互いの認識が一致した、そういう国会ではないかと思います。
Question
テレビ朝日です。ご質問の中で最後に、政治を行うに際し大切なことは謙虚に丁寧にあり続けることとおっしゃいました。特に総理からそれについて言及がありませんでしたが、野党の席からは拍手も起こりました。あえて最後にこういったことをもってこられたその狙いというのはどういったところにあるのでしょうか。
Answer
政治は常に謙虚であり、常に国民の皆さんに丁寧にご説明するということが大事だ、ということを改めて最後に強調しておきたかったからであります。
Question
テレビ朝日です。それは安倍総理に改めて意識してほしい点ということで宜しいでしょうか。
Answer
それは代表質問ですから、それを代表が意識するのは当然ですよ。安倍総理に陳情するものではありません。あえて言って聞かせることでもないけれど。それは当たり前のことじゃないですか。
Question
毎日新聞です。幹事長はお聞きになられませんでしたが、枝野代表からは桜を見る会、IRの問題、大臣の辞任など述べられておりました。総理の答弁はどうお聞きになられましたか。
Answer
まあ、一所懸命分かりやすく説明しているわけですから、あとはあちらの方々が、あんなことばかりずっと続けて言っているわけですよ。桜ももう散ってしまいましたから。ですから、しっかり自らのことに対してよくお考えいただいて、国会審議をより充実感のあるものにしていきたい。あんなことばかり述べていることに、そんなに満足しているわけではないですよね。言ってる方も虚しいと思うんだよ。だから、来年の桜が来ないうちに、早くこの問題から次の建設的な問題に議論を移していかないと駄目ですよ。これは新聞やマスコミが取り上げてくれるから。面白いからってやってるんですよ。まあ、こんな程度でしょう。
Question
毎日新聞です。今の「桜は散った」というのは桜を見る会の問題はとりあえず終わって、もっと本質的な議論をすべきだということでしょうか。
Answer
現状を言っているのですよ。咲いていますか?
Question
朝日新聞です。玉木さんの質問の中で、夫婦別姓について議論される場面がありました。玉木さんは夫婦別姓を認めるべきだという、それに対して「それなら結婚するな」という野次が議場からあった、と壇上から玉木さんの指摘がありましたけれども、こういうやり取りは幹事長、どのようにお聞きになられましたか。
Answer
まあ、それは言った人、野次をした人の本当の意見を断片的に野次で聞いてね、議場でそれをどう聞いたかって言われても、それほど重大な関心を寄せているわけではありません。
Question
北海道新聞です。総理の答弁の中で、「民主党時代の」といった文言が、桜を見る会の招待者名簿であるとか、デフレ、など何回か出る場面がありましたけれども、長期政権になっている中で、また改めて民主党政権を持ち出して批判をするという姿勢に関してはどのように受けとっておられますか。
Answer
民主党も、自分たちが政権を担った時期があるわけですから、そこらをお忘れにならないで、しっかり思いおこして、充実したご議論をいただきたい、という思いが総理にあるのでしょう。それは我々が聞いたわけではないが、憶測といいますか。聞いていてそう思いました。
Question
TBSです。河井克行議員に関して、河井あんり参議院議員とはまた別に、ご自身の衆議院選挙でも車上運動員に対する規定を超える報酬を支払っていたという報道が出ていますが、この点について、説明責任を改めてどのように果たされるとお考えでしょうか。
Answer
それはお尋ねがあった場合、議員としては適当にお話しなされば良い。質問の意図が何処にあるのかよく確かめてからおやりになったら良いと思います。