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記者会見統一地方選挙選挙

役員連絡会後 萩生田幹事長代行記者会見

萩生田幹事長代行

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【冒頭発言】(稲田筆頭副幹事長)

今日の役員連絡会の概要を報告いたします。
森山国対委員長からは、本日の本会議をもって、すべての日切れ案件を参議院に送付することになるとのご発言がありました。
関口参院国対委員長からは、年度末まで2週間。タイトな日程だがしっかりと予算審議を行っていきたいとのご発言がありました。
加藤総務会長からは、著作権法は、関係者の不安をより払しょくするため、次期国会に提出する方向であるとのご発言がありました。

以上です。

【冒頭発言】(萩生田幹事長代行)

二階幹事長は本日、北海道に出張しておりますので、私から会見を致します。なお、二階幹事長は21日の告示日には大阪に入る予定です。統一地方選の第一弾として、明後日から各地で知事選が、また日曜から政令市長選が告示されます。党を挙げ推薦候補の支援をしてまいりたいと思います。私も21日に福井県に入る予定です。党役員の皆さんのご支援をお願いしました。

以上です。

質疑応答

Question
テレビ朝日です。先ほど、児童虐待防止法改正案が閣議決定されました。野党側は児童福祉司をさらに増員することなどを盛り込んだ対案を提出する予定です。自民党としては修正協議などを含めて、何か対応をお考えでしょうか。
Answer
児童福祉司をマンパワーとして増員することで解決する地域もあれば、内容によってはそうでない地域もあるので。一概に野党が主張されている内容を直ちに修正協議をするという考えは、現場の判断を尊重したいと思いますが、現段階では党としては考えておりません。しかしながら、与野党で対立をするような性格の法律ではありませんので、もし、より良いものにブラッシュアップ出来るんだとすれば、審議の中で話し合いをしていただければなと、そう期待しています。
Question
北海道新聞です。国会改革について、萩生田代行は自民党衆議院改革プロジェクトチームの座長として、先月までに妊娠時の女性議員のネット投票を可能にするなどの案をまとめられましたが、なかなか現時点で本格論議に至っていません。こうした改革がなかなか進まない現状をどう見ていますか。
Answer
当初から衆議院改革については、ペーパーレスと妊娠中の女性議員の遠隔投票についての二項目をまとめて、わが党としては是非協議に応じていただきたいということを、国対あるいは議運に申し入れをさせていただきました。野党の皆さんもそれぞれ改革の必要性はご理解をいただいて、予算を通過した段階で是非話し合いをしていこうということでスケジュール感を示されたのですが、残念ながらまだ正式な話し合いは始まって無いようでございます。その原因がどこにあるかというのはちょっと分かりませんけれども、必要性を与野党共に認めているんだとすれば、私は出来るところから是非手を付けて改革をしていただきたいなと思っております。
Question
東京新聞です。来年の東京都知事選挙について、二階幹事長は先日、小池都知事を支持するということを記者会見でも表明されまして、先週の金曜日も小池都知事と会食をされておりました。都連の幹部でもある萩生田代行としては、この表明をどう受け止めておられますか。
Answer
幹事長が、月曜日と火曜日と記者会見でそのような発言をしたことは承知しておりますけれども、その後、都知事選についてはもう発言しないということも公の場で仰っているようでございます。食事はこの発言以前、2月の段階で決まっていた会食でありまして、特別、都知事と幹事長というバイの会談ではございませんで、他の方もいらっしゃった会合でございますので、それと関連性はあまり無いんじゃないかなと思います。都知事選挙は、最終的には都民の皆さんが選ぶわけですけれども、わが党としては基本的には、都議会が最前線で都知事の都政に対して様々な対応をしているわけで、今は野党という立場ですから。野党という立場で、次の都知事選に現職の方を支援しようというふうには、会派としてはならないんだと思います。まだ時間がありますから、大所高所から様々な視点を加えて、より東京のためになる候補はどういう方なのかという都知事像も含めてしっかり議論して、候補者を考えていきたいと思っています。
Question
東京新聞です。あくまで萩生田代行としては、小池都知事では無くて別の候補を立てたいということでしょうか。
Answer
今の時点で現職の知事さんを、われわれ党本部がノーと言うのは、これはまた僭越な話だと思います。ですから残りの任期、知事がどういう努力をされるのかを見極めていきたいなと思っております。
Question
NHKです。JOCの竹田会長が今日、退任の意を表明するとのことです。この受け止めと、来年の東京大会についてもお伺いします。
Answer
2016年、2020年と招致の先頭に立たれ、またJOCの会長としてスポーツの振興のためにご努力をされた功績は高く評価をしたいと思います。いくつかの理由があって退任を決断されたんだと思いますが、もともと70歳定年というのがJOCの内規でありまして、世代交代を図っていきたいという一面もありましょう。また一部報道されているフランスの問題については、私は招致委員長だったJOCの会長が直接コンサルタントを決定するとかいう作業に携わっているとは思えませんので、様々な情報提供の中からその会社を選んだんだと思います。実際にそのコンサルタント会社が一定の成果を収めたことも事実でありましょうから、そのことをもって退任ということになると、それはご本人の名誉にも関わることだと思います。大所高所で考えて、次の世代にバトンタッチをして、新しいJOC会長の下で東京オリンピック・パラリンピックを迎えようという、多分ご本人の思いがあってのことだと思いますので。長い間のご労苦に敬意を表して、労いを申し上げたいと思います。
Question
産経新聞です。二階幹事長の北海道出張について、自民党推薦の北海道知事候補の応援に入られると思います。今日の午後には本会議があり、これを欠席されます。本会議を欠席しての選挙応援というのは、過去にも国会軽視ということで疑問視されたこともありますが、この行動に対して受け止めをお願いします。
Answer
念のために申し上げますけれども、まだ選挙は始まっておりませんので、選挙応援に行くわけではありません。北海道の経済界の人たちとの懇談や、あらかじめ決まっていた日程もございまして、それに合わせて候補者にもお会いして激励をしたいという予定は組んでいると思いますけれども。主たる目的が選挙ということであれば、そういうご批判も真摯に受け止めなくてはならないと思いますけれども、公党の幹事長として様々な地域の実情を把握したり、また地域の皆様からの陳情を受けたり話し合いをすることも大きな政治の役割でありますので。本会議の欠席がいいと簡単に言うつもりはありませんけれども、しかし幹事長という立場を考えればこういう日程の使い方も、私は皆さんにご了解いただけるんじゃないかと思います。
Question
朝日新聞です。先日、二階幹事長は安倍総裁の4選について可能性があると発言されました。4選の是非についてどのようにお考えでしょうか。
Answer
党のルールで、3選までと決まっておりますから。それを守ることが基本だと思います。
Question
時事通信です。昨日、新潟県連が鷲尾英一郎議員の入党について、県連として細田健一議員を支部長として継続としたうえで了とする報告が幹事長と選対委員長にありました。清和研の方では、細田会長がこの対応に疑問を呈しておられます。この点についてどうお考えでしょうか。
Answer
細田会長のご発言については承知していないので分かりませんが、鷲尾議員の入党については、前回の選挙で無所属候補としてわが党と戦ったのは事実でありますが、選挙区で当選をしたのは鷲尾さんでありました。その後、新潟県の知事選挙や新潟市長選挙などで行動を共にしてまいりましたし、ご案内のとおり国会での採決もわが党と同じ行動をずっと取って来た。そして機会がある毎に、自分がかつて民主党に籍を置いて、行ってきた政治姿勢について自分の反省を含めて地元の皆さんに発言をされ、それが受け入れられて県連の皆さんからの入党ということになったんだと思います。一定の手続きをきちんと踏みながら信頼を高めて、ウロウロしたわけではなくてきちんと自分の意志で、県民の皆さんの思いもあって、党としてはそれを尊重することに致しました。ご案内のとおり選挙区については細田さんが支部長を続けるということでございますから、今後どういう形で選挙活動を続けるかは新潟県連と党本部でまた色んな調整がありますが、わが党にご入党いただくということになれば、党の一員としてしっかり勉強して活動していただきたいなと、そういう期待をしております。