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記者会見

役員会後 二階幹事長記者会見

2018年10月29日(月)16:57~17:10
於:院内平河クラブ会見場

二階幹事長

【冒頭発言】(金田幹事長代理)

今日の役員会の概要を報告いたします。
安倍総裁からは、代表質問は稲田筆頭に堂々としていただいた。明日は橋本参議院会長だ。しっかりと準備したいと発言がありました。まずは補正予算の早期成立だ。今もなお避難を余儀なくされている方々がいますから、一日も早い成立めざし政府一丸となって全力を挙げる。先週日中首脳会談を行った。環境整備に多大な尽力いただいた二階幹事長はじめ与党交流に感謝申し上げる。本日はこれからモディ首相と会談を行う。会期中に外交日程を予定しているのでよろしくお願いするというご発言がございました。
森山国対委員長からは明日は14時から本会議を開き、代表質問の2日目を行う。衆参の代表質問後、直ちに補正予算の審議に入るよう予算委員会の現場で日程協議を行っているとの発言がございました。
橋本参議院議員会長からは新潟市長選の勝利は大きいが、来年の参議院選挙に向けて、相当気を引き締めて取り組まないといけないというご発言がございました。
吉田参議院幹事長からは新潟市長選挙は、甘利選対委員長のご尽力に感謝を申し上げたい。全力で取り組んでいけば必ず勝利があることを証明した。
甘利選対委員長からは新潟市長選挙の御礼のご挨拶があり、来年の参院選挙の比例代表候補は、先週2名公認し、現時点で22名となっているとの報告がありました。お一人は元F1レーサーの山本さん、もう一人は元宇都宮市議の角田さんです。
岸田政調会長からは法務部会で入管法を審議中である旨の報告がございました。
加藤総務会長からは明日衆本後、総務会を開催するという報告がございました。

以上です。

【冒頭発言】(二階幹事長)

新潟市長選挙はわが党支持の中原八一候補が勝利したのはご承知のとおりであります。激戦ではありましたが、勝利したことは今後に大変大きな影響があると思います。今後の選挙もこの勢いに乗って一つ一つ勝利を積み上げていきたい。
代表質問では稲田筆頭副幹事長が、わが国が直面する課題に真正面から政府の姿勢を質してもらった。党として、今後予算委員会等でしっかりとした議論をしていく。
日中首脳会談は、新しい関係の構築に向けて、大きな一歩となる首脳会談であった。日中は非常に大事な関係であるだけに、党としても与党交流や議員交流を間断なく行いたい。

以上です。

質疑応答

Question
時事通信です。今日、代表質問がありました。総理、幹事長からも言及ありましたが、自民党からは稲田筆頭副幹事長が立たれました。代表質問全体を見ましてどう感じますでしょうか。
Answer
代表質問は皆さんもお感じになられた通り、各党の代表がそれぞれ立派な内容の演説をなさった。これを受けて、今後こういうことがしっかりと党として身に付いていくように、今後一層の努力をしたいと思います。
Question
時事通信です。代表質問の中で、稲田先生の質問に対し、総理は総裁としてということであえて憲法改正の意欲を力強く語られました。幹事長としてはお聞きになられて、どのように受け止めておられますか。
Answer
良かったと思いますよ。
Question
毎日新聞です。稲田先生が昨年の防衛大臣辞任以降、いわゆる表舞台に登場しての活躍だったと思います。幹事長としては、今後どういう活躍をしていただきたいとお考えか。
Answer
特別難しいことは考えていない。随時、適時、適切な場所でそれぞれ力量のある人に登壇をしてもらいたいと思っておりますから。今後しばしば機会があると思います。
Question
日本テレビです。現在も自民党本部では法務部会が開かれており、入管法についての議論がなされていると思います。与党内からも議論が拙速であると来年の4月に間に合わせるのは早すぎるのではないか、あるいはこれは移民政策に通じるのではないかといういろんな声が出ています。自民党として、こうした国民の懸念に対してどう受け止めていく考えでしょうか。
Answer
今は議論をしている最中ですから。しっかり見守っていきたいと思っております。
Question
時事通信です。野党は一方で枝野先生と玉木先生と、野党第一党と第二党が質問をされました。野党が2つに分かれて質問したという形になりますが、幹事長はそれぞれ質問を聞いてどうお感じでしょうか。
Answer
それぞれの党としては、精一杯自分の党の持論を展開したということで、特別それに対して厳しい評価もなにもありません。
Question
新潟日報です。勝利した中原八一さんを含めて、今回は保守の分裂選挙となったわけです。来年の統一地方選挙や参議院選に向けて、県連内でしこりが残らないか、またもしくは本部としてどのようなケアに当たっていくか。考えがあればお聞かせください。
Answer
日が経てばしこりも消えるでしょうから。しこりなんか言っていたら始まらない。
Question
朝日新聞です。高市議運委員長が25日に国会改革の試案を示したことに野党が反発して、今日は本会議の開始が遅れました。国会改革試案についてどのようにお考えでしょうか。
Answer
高市さんが国会改革についてなんか言っておられたのか、詳しいことは存じておりませんが、もう収まって事態は次に進んでいる。
Question
日本経済新聞です。新潟市長選の勝利は、今後にも影響があると仰っていますが、今後の地方選や参議院選へどういうふうに影響を与えるとお考えか。
Answer
選挙戦は勝利をしたわけですから、これからはこの勝利を受けて慎重にしっかりと戦いを進めていきたいと思います。
Question
時事通信です。総理からも幹事長からも言及がございました日中首脳会談について。今回、幹事長としても評価されておりまして、今後は習近平国家主席の訪日に向けてどのように進めていくかということが重要だと思います。幹事長としてはどのように見ておられますか。
Answer
われわれはこんなことは1日や2日で出来ることではありませんから。聞かれる毎に、訪日を促すことを含めて色々と進めて来ておりますから。特別はありませんが、今年の5月の李克強首相の訪日や与党間交流の活発な展開など、関係改善が着実に進み雰囲気は良くなっているという雰囲気であります。総理は習主席の来年中の訪日を要請したが、首脳間交流は今後、様々な機会を捉えてこれを進めて行きたいと思いますが、今はどんどんとこの方向で取り組んで行くことが大事だと思っております。
Question
新潟日報です。新潟市長選の話です。今回はかなり戦い方として難しかったと思います。勝因について幹事長としてはどうお感じでしょうか。
Answer
荒っぽく言えば結果オーライとはこういうことですが、今後この戦いをもっと安定的な勝利につながるように、われわれは更なる努力をしなくてはならないと思っています。