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記者会見

政府与党連絡会議後 二階幹事長記者会見

2018年6月4日(月)13:13~13:20
於:院内平河クラブ会見場

冒頭発言

今週は日米首脳会談やサミットなど、わが国にとって非常に重要な外交が予定されている。安倍総理がお留守の間、党としてこれをしっかりと守って行く。当然のことではありますが、そのように心掛けてもらいたいと思っております。また国会では、本日から参議院で「働き方改革」が審議入りしました。参議院の皆さんには、大変ご苦労をおかけすることになりますが、特にしっかり頼んでおきたいと思います。
政府与党連絡会議での安倍総理の発言は、7日に日米首脳会談を行います。北朝鮮情勢の最新情報を交換しすり合わせていく。また8日9日でサミットがある。首脳間で率直な議論を行いたい。それから骨太方針や未来投資戦略など、与党と緊密に連携を取りたい。というご発言がありました。
また6月10日に新潟県知事選挙の投開票が行われますので、これに全力を尽くしたい。

以上です。

質疑応答

Question
時事通信です。今日、財務省の方から森友学園問題関係の決算文書改ざんについて、国会の方に調査報告がされます。一連の問題に、この調査報告で一つの区切りがつくわけですが、幹事長としてはこの調査報告をどのように受け止めて、今後政府にはどのような対応求めていきますか。
Answer
調査報告についてはまだ受け取っておりません。ですから、受け取った上で判断をしたいと思いますが、いずれにしましても報道で言われておるようなことから致しますと、これは常識で考えてもあってはならないことであって、これについてのコメントのしようの無いことだという風に思っておるわけですから、反省すべき人あるいは部署はしっかり反省をしてもらいたい、こういうことです。
Question
時事通信です。この関係では、正式発表は午後になりますが、関係者の処分という話の中で、佐川前国税庁長官の3か月の停職、麻生大臣の給料の自主返納という話が出ております。こうした処分が出た場合、この処分の重さは幹事長から見られて妥当性というのはどのように思われますか。
Answer
それぞれの部署で慎重に協議をして結論を出したことでしょうから、この際私はこれを認めていいのではないかという風に思います。
Question
東京新聞です。話題は変わりますが、自民党は先週末に参議院の選挙区の合区や1票の格差を是正することの対策を盛り込んだ選挙制度の改革案を野党などに示しました。野党からは、この改革案では参議院は定数が増えることになるので、定数増ということは時代に逆行するのではないかという批判も出ております。この制度改革の受け止めを。
Answer
ご意見があればまた引き続いて協議をしていくということになると思いますが、協議の結果はお互いに選挙のことですから、各党がある程度合意するということが大事だと思っておりますから。各党のご意見が一致するところでまとめていきたいと思います。
Question
共同通信です。新潟県知事選挙の関連ですが、この週末も与野党の多くが現地入りをしております。現在の情勢をどう見るか。それと幹事長の現地入りの予定等をお願いします。
Answer
新潟の選挙は与野党ともに接戦を演じておって、予断を許さない状況でありますが、われわれはこの事態を受けて一層党内を引き締めると同時に、連立を組んでおる公明党の皆さんや色んな各種団体のご協力を得て、最後に勝利に辿り着くように懸命の努力をしたいと思います。私もここしばらくすれば現地にお伺いをしたいと、このように思っております。