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記者会見

役員連絡会後 二階幹事長記者会見

平成30年4月17日(火)10:22~10:29
於:院内平河クラブ会見場

二階俊博幹事長

冒頭発言(小泉筆頭副幹事長)

役員連絡会の概要報告をさせていただきます。
まず今日の役員連絡会の冒頭は、西脇 京都府知事当選御礼のご挨拶というのがございまして、それから高村副総裁のご挨拶に入ります。
高村副総裁からは、政府は、様々な問題について動機も含め真相解明し、その上で再発防止に取り組んでほしい。本来国民の為にやらなければならないことができない。スピード感が重要であるというご発言がありました。
森山国対委員長からは議運で、次回の本会議を19日に行うことを提案しているという報告です。
橋本参院議員会長からは福田次官問題についての財務省の対応は、国民の感覚としては、ずれている。不信感を通り越してあきれている状況は非常に良くない。財務省は襟を正してもらいたいというご発言がありました。
吉田参院幹事長からは外交は専門家である外務省の仕事だが、最終的には政治決断の部分が多い。その意味では議員外交もしっかりとやっていくことが大事だというご発言がありました。
岸田政調会長からはIR実施法は、今日の平場で了承された。手続きを進めたいという報告がありました。
竹下総務会長からは次回総務会は24日の予定であるという報告がありました。

以上です。

冒頭発言(二階幹事長)

安倍総理の米国出張の間、党は一致団結してこれに対応したい。出張をされるのは総理ですが、われわれは国内からしっかりとこの総理の海外出張を、いわゆる日米外交をしっかりやってもらいたいということを、激励を兼ねてお願いをしているところであります。4月15日告示で、22日投開票の沖縄市長選挙へのご協力をお願いする。

以上です。

質疑応答

Question
フジテレビです。橋本会長からもご指摘がございました福田財務次官のセクハラ疑惑ですけれども、財務省が報道各社の女性記者に調査への協力を要請したことについては、党内外からも違和感を指摘する声が上がっていると思います。幹事長はこの財務省の対応について改めてどのようにお感じになられますか。
Answer
財務省がどういうことを期待し、どういうことを狙ってそういう対応をしているのかということを十分聞いておりませんので、これは全く、正直に申し上げて答えようが無いんですが、いずれにしましてもこうした問題が国会審議の重要なことを進めていかなければいけない最中に、しかもそういうことに対して最も過敏でありリーダーシップを発揮すべき財務省が、先頭に立ってこんな問題に関わり合いをもって弁解に終始しなければいけないということは、私は大いに反省をしてもらいたいと思っております。
Question
テレビ東京です。同じ件ですが、調査をするとか法的手段に訴えるということであれば、財務次官の職を辞して個人のお立場でやればいいんじゃないかという指摘もありますが、この点はいかがでしょうか。
Answer
そういう指摘も当然あるでしょうが、これは本人も子供じゃないんだからね。こっちから辞めるべきではないか、辞めてやるべきではないかというようなことをわざわざ助言するというよりも、本人や財務省が考えるべきことだと思っております。
Question
テレビ東京です。この問題が長期化した場合の政権運営、内閣支持率に与える影響というのはどういう風にお考えでしょうか。
Answer
これは内閣支持率と言ったって迷惑な話でね、こっちが直接深く関与しているという風な問題ではないんですから、一日も早く決着をつけて、すっきりした気持ちで色んな審議に当たれるように環境を整えたい。それを急ぐべきだと思っております。後程、財務省にもそのことは申し上げるつもりです。
Question
朝日新聞です。日報問題についてですが、戦闘という言葉とかが複数出てきておりますが、当時非戦闘地域での活動といった中での整合性が問われると思うんですけれども、この辺についてはどのようにお考えでしょうか。
Answer
どのように考えるかというよりも、ほとんど考えられないですね。われわれは戦闘に自衛隊を送り出しているわけは、全く無いわけでして。そこにそういう発言をしておったという記録が出て来たんですよね。ですから関係者は大いに反省して、釈明をするなら釈明をする、説明をするなら説明をする、やってもらいたいと思っています。