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記者会見

役員会・役員連絡会・政府与党連絡会議後 二階俊博幹事長記者会見

平成30年1月5日(金)12:59~13:12
於:党本部平河クラブ会見場

二階俊博幹事長

冒頭発言(小泉筆頭副幹事長)

明けましておめでとうございます。本年初めての記者会見となりますので、今年も一年間宜しくお願いしたいと思います。今日の役員会の概要報告をさせて頂きます。
安倍総裁からは今年が素晴らしい年になるよう、党一丸となって力を合わせていきたい。年末に二階幹事長を団長とする与党交流協議会が訪中し、大きな成果を上げて頂いたことに感謝をしたい。平和友好条約40周年の節目に日中関係が大きく改善される基盤を固め、良い流れを作っていただいた。また今国会は働き方改革の実現を進めるとともに、国民に約束した一つ一つのことを実行していくことこそが私たちの使命だという発言がありました。
高村副総裁からは証券市場は快調であるが、この流れを全国津々浦々に拡げ、多くの国民が笑える戌年になるよう、皆で努力していきたいというお話がありました。
森山国対委員長からは第196回通常国会は政府から1月22日に召集する方針であることを伺っているが、それを受け、来週12日(金)13時30分から議運理事会を行う方向で調整している。理事会に先立ち、同日午前に与野党国対委員長会談を開き、平成29年度補正予算や30年度予算審議をはじめ今後の国会運営について野党に協力を呼びかける予定であるということです。
関口参議院国対委員長からは衆参で野党第一党が異なる難しい状況だが、衆院の国対とも連携し対応したいというご発言がありました。
橋本参議院会長からはとうとう来年は参議院選挙だ。今年の各級選挙で勝ち抜くことが私たちの蓄積となるといったご発言です。
吉田参議院幹事長からはデフレ脱却、北朝鮮情勢、憲法改正などの重要課題に真剣に取り組んでいかなければならない重要な年であるというお話でした。
塩谷選対委員長からは「勝って兜の緒を締めよ」の気持ちで、驕ることなく進めて行きたい。特に沖縄の選挙は一つ一つ勝ち切りたいというお話でした。
岸田政調会長からは今国会提出予定法案の案件やスケジュールなど関係省庁と詰めていきたい。また先の選挙の公約を実現する年だ。一つ一つ前に進め、目に見える結果を出したいというお話でした。
最後に竹下総務会長からは19日に総務会を開催予定であるというお話がありました

以上です。

冒頭発言(二階幹事長)

改めまして、明けましておめでとうございます。これからまた一年、皆さんにお世話をかけますが、よろしくご協力をお願い申し上げます。役員会の私の発言を紹介します。
本日から仕事始めであるが、初心を忘れず、謙虚に政権運営・党運営を進めて行くことは言うまでも無い。ご協力をお願い致します。年末の日中与党交流協議会は自公で22名の国会議員の参加を頂き、無事に終えることができた。引き続き両国関係改善に導くために、一層力を尽くして行きたい。政府におかれてもよろしく協力をお願いする。
昨日、塩谷選対委員長、萩生田幹事長代行、林幹事長代理と共に沖縄に出張した。沖縄は今年、選挙イヤーで南城(なんじょう)市長選、八重瀬(やえせ)町長選、2/4の名護市長選、3月の石垣市長選、9月の各級議会選挙、秋には県知事選挙、那覇市長選など重要な選挙が予定されている。党としても国会議員を派遣するなど、総力を挙げて戦い抜きたいと思っております。
本年、日本とインドネシアは国交樹立60周年を迎えた。その開始を祝う行事として、1月20日にジャカルタにおいて開会式典が開催される。この開会式典に出席すべく、総理特使として、また、日本・インドネシア国会議員連盟会長、そして、60周年記念事業実行委員会名誉顧問という立場で、今回インドネシアを訪問することになりました。是非とも両国国民の友情が更に発展するよう祝福をしたい。また今回の訪問には、自民党の若手議員にもご参加いただく予定。インドネシアの国会議員と交流し、議員同士の友好の絆も深めていきたい。我が国にとってインドネシアは、心と心で結ばれた友人。国交樹立60周年を盛り上げ、二国間関係を更に発展させるために、今後も一層努力していきたいと考えております。

以上です。

質疑応答

Question
時事通信です。幹事長のご発言にもありました通り、沖縄は党として重要な選挙が目白押しになりますが、昨日幹事長もテコ入れを図られました名護市長選ですが、現状での幹事長の手応えと、今後、今年後半には知事選も控えますが、名護市長選について幹事長としてはどの様な選挙と位置付けて臨まれるお考えでしょうか。
Answer
こういう大きい地域の地方選挙は、どの選挙がどうだとかどれに力を入れてということではない。懸命な取り組みをやっていかなくてはならんことはその通りでありますが、我々は今年始めの選挙でありますし、しっかりした対応をやっていく、そういう決意をしております。
Question
フジテレビです。今年の9月に総裁選が行われますけれども、石破氏や野田聖子氏や岸田氏などの出馬が取り沙汰されております。現時点での、幹事長として現職の安倍総理大臣の3選を支持するお考えはございますでしょうか。
Answer
まだ遠い事でありますが、それらについては早い内から私の考えは述べておりますから、今ここで繰り返す必要は無いかと思います。安倍さんの後は安倍さんということで言っている訳ですから、それ以上繰り返す事はないでしょう。
Question
時事通信です。総裁から仕事始めの挨拶で、憲法改正を念頭に、時代に対応した国の姿を考えて議論していくのが歴史的な使命であるという風に仰りました。こうした総裁の憲法改正の意欲を踏まえて、幹事長としては今年の党務にどの様に当たって行くお考えでしょうか。
Answer
総裁がそう述べられたことは、これはもうその通りでありまして。我々は安倍総裁の方針に従って、自由民主党はまっしぐらに憲法改正の方向で努力していくということは当然だと思っております。
Question
日本テレビです。今の質問に関連してお伺いいたします。自民党内でも年末に論点整理が求められましたけれども、両論併記である部分もあります。自民党としての草案をまとめる時期はどの位の時期とお考えでしょうか。
Answer
おのずからまとまって行くでしょうから、今私の方からいつまでと日を区切らなくても大いに党内で和気藹々とご発言を頂き、そうした中から方向性を求めて行けばいいんじゃないかと思っておりますから。そんなに慌てている訳ではありません。
Question
産経新聞です。韓国の文在寅大統領が、日韓合意について、内容・手続きともに誤りだったと発言をされて、日本政府は抗議をしたということなんですけれども、幹事長の受け止めをお願いします。
Answer
それは外交の第一線でやっている人たちのやり取りで、細かい報告はまだ外務省からもどこからも聞いておりません。それを聞いて、また判断をしたいと思います。