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記者会見

役員会・役員連絡会後 望月義夫幹事長代理記者会見

平成29年7月18日(火)11:00~11:11
於:党本部平河クラブ会見場

冒頭発言

望月義夫幹事長代理

本日の役員会・役員連絡会ですが、安倍総裁からのご挨拶で、先週、G20サミットから帰国した後、先般の豪雨災害について、大分県、福岡県の被災地を視察した。引き続き、救命救助に全力を挙げるとともに、今後も現場主義を徹底し、被災者の皆さんのニーズに、きめ細かく対応していく。週末は、二階幹事長を団長に、党としても、現地視察を行っていただいたが、政府・与党一体となって、被災した皆さんの不安な気持ちに寄り添いながら、一日も早い生活再建に向け、全力で取り組んでまいりたい。国会については、先週、衆参両院で、文科委員会と内閣委員会の合同審査会が行われた。政府として、丁寧に説明責任を果たしていくと繰り返し申し上げてきたが、関係大臣の出席の下、参考人の皆さんにもご参加いただき、充実した審議が行われたと承知している。その上で、私自身も、今後、予算委員会における閉会中審査に出席し、しっかりと説明を行う考えだ。国民の皆さんの信頼回復に向けて努力を積み重ねていきたいということでした。
高村副総裁からは、予算委員会集中審議は、積極的に具体例を挙げながら丁寧な説明をしていただきたい。また、国対には与党の質問時間の確保にご努力いただいているが、引き続きよろしくお願いしたいということでした。
下村幹事長代行からは、16日(日)、二階幹事長を中心とする国会議員8名の調査団が福岡県・大分県を訪問し、豪雨の被害状況を視察した。甚大な被害であり、政府におかれては、早期の激甚災害指定を含め迅速かつ丁寧な対応をお願いしたい。党としても、被災された方々に寄り添いながら、「できることはすべてやる」との決意の下、一日も早い復旧復興に全力で取り組んでいく。それから、二階幹事長は、本日から22日(土)までアメリカに出張し、要人との会談の他、「国連・水と災害特別会合」に出席し、日本を代表してスピーチを行う。一層の緊張感を持って留守を預かって参りたいので、役員各位のご協力をお願い申し上げるということでした。
竹下国対委員長からは、13日(木)に総理とも相談し、野党から求められていた予算委員会の閉会中審査を行う意向を民進党・山井国対委員長に伝えた。与党から、与野党の質疑時間を同等にすることを野党側に求めており、本日11時から民進党と国対委員長会談を開いて協議する。また、九州北部豪雨災害について、12日(水)に災害対策特別委員会の理事懇を開き、政府から被害状況の説明を受けた。今後、現地の状況などを踏まえ、委員会視察と質疑を検討するというご報告がありました。
石井参議院国対委員長代行からは、閉中審査は、衆議院と連携を密にしながら対応していきたい。それから、災害対策特別委員会は13日(木)に理事懇を開き、政府から状況説明を聴取した。現地派遣については、受け入れ状況を見ながら検討していくというご発言がありました。
橋本参議院議員会長からは、九州北部豪雨については、復興に向けしっかり対応したい。また、仙台市長選は、参議院としても徹底した支援を行っていきたいというご発言でした。
古屋選挙対策委員長からは、愛媛3区の補選について、わが党は白石寛樹氏の公認を決定した。それから、減員区の候補者調整について、12日(水)に鹿児島県選出国会議員と確認書を交わした。また、神戸市長選は、現職の久元喜造氏の推薦を決定したというご報告がありました。
茂木政務調査会長からは、明日、政調全体会議でシーリングについて議論を行う。20日(木)中に党内手続き、与党手続きを終えたいというご発言がありました。
細田総務会長からは、20日(木)に臨時総務会を開くということでした。
平沢広報本部長からは、報道機関の世論調査についてご報告がありました。

以上です。

質疑応答

Question
TBSです。 予算委員会集中審議における与野党の質疑時間の配分について現在、協議が続いていますが、幹事長代理はどのようにお考えですか。
Answer
やはりもちろん与野党間で話し合っていただく。これはまさに国対マターですので、現場でそこはしっかりと審議をしていただきたいと思いますが、一般的に考えれば、やはり国会のなかで50:50、お互いに同じ時間で審議をしていただくのが国民の皆さんの目線からして分かりやすくていいのではないかなと私自身はそう思っておりますが、あくまでも現場で取り決めをしていただく。そういうことでございます。
Question
TBSです。与党側の1:1という要求に対して、山井民進党国対委員長は「論外だ」というような発言をされていますが、その点についてはいかがですか。
Answer
これは現場の皆さんのご努力に期待して、よく話し合いをして円満な解決をしていただきたいなと思います。
Question
共同通信です。弊社の週末の世論調査で内閣支持率が35%に下落しましたが、今後、各級選挙があるなかで、立て直しに向けてどのように取り組んでいくお考えですか。
Answer
よく支持率が上がったときも下がったときも、いろいろな条件でその都度いろいろなことが起きますが、われわれははっきり言って支持率を追いかけるということではなく、そういったことに一喜一憂することなく、下がったときには厳粛にそういったものを受け止めることは大切なことですが、われわれは今までどおり、経済対策はじめ様々な問題についてやるべきことをしっかりやっていく。そういうことであって、政治は結果だとよく言われるが、国民の皆さんのために結果をしっかり出していく。そういうことだと思います。ですから、それぞれの地域の選挙については、われわれは全力を挙げて戦っていく。国民の皆さん、地域の皆さんに分かっていただけるように訴えていく。そういった基本に徹するのではないかと思います。
Question
時事通信です。内閣改造・党役員人事について、きょうの会議で意見などはありましたか。
Answer
そういうような話題はきょうはございません。総理がよく考えていらっしゃることではないかと思っております。