ニュースのカテゴリを選択する

記者会見

役員連絡会後 二階俊博幹事長記者会見

平成29年7月4日(火)11:00~11:15
於:党本部平河クラブ会見場

冒頭発言

二階俊博幹事長

本日の役員連絡会ですが、高村副総裁からのご挨拶で、都議選は厳粛に受け止めなければならないが、たった今、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したということで、しっかり対応できる政党はわが党しかない。そういうつもりで頑張っていきたいということでした。
私(二階幹事長)からは、都議選は大変厳しい結果となった。昨日の臨時役員会で安倍総理から「信頼回復に向け襟を正し、立て直しを進めたい」、「皆様と心ひとつにして乗り切って行きたい」ということだった。結果を厳粛に受け止め、反省すべき点は大いに反省し、安倍総裁のもと党内一致結束し、皆さんと共に党勢回復に全力を尽くしていきたい。臨時役員会でも一同で確認した。よろしくお願いする。なお、今回の都議選はわが党を挙げて候補者を支援した。衆参の先生方、各県連、政策グループ、関係諸団体などのご協力に、深く御礼申し上げるということを申しました。
竹下国対委員長からは、野党からいろいろ要求があるが、党役員と相談していきたいというご報告がありました。
橋本参議院議員会長からは、結果を踏まえやるべきことをやっていくというご発言がありました。
吉田参議院幹事長からは、安倍総裁を先頭に乗り切っていきたいということでした。
古屋選挙対策委員長からは、御礼回りを重ね、信頼回復に努めていくことに尽きるということでした。
茂木政務調査会長からは、シーリングは今月三週目をめどに党内手続きを進めたいというご報告がありました。
山東党紀委員長からは、持ち回り党紀委員会のご報告がありました。
下村幹事長代行からは、都議選について、厳しい結果になったことのお詫びと支援の御礼がありました。
山口組織運動本部長からは、厳しい時こそ地道に丁寧に地元を回って支持を訴えていくことが重要だ。今こそしっかりと進めてもらいたいということでした。
そして役員連絡会終了後、北朝鮮核ミサイル対策本部役員会に切り替え、防衛省から現状を聴取しました。なお総理ぶら下がりについてはご承知のとおりでありますが、度重なる警告を無視するものだ。脅威の度合いが上がってきている。G20で日米韓の協議を行い、力強い結束のもと圧力を強化していく。国際社会で連携していくことが大事だというご発言でした。

以上です。

質疑応答

Question
NHKの田尻です。北朝鮮ミサイル発射について、党としてどういった対応が必要とお考えですか。
Answer
言葉に言い表せないほどの憤りを覚えるとともに、こういうことを止めさせるように国際的な会議を通じて各国首脳でしっかり話し合ってもらいたいと思う。私は後程、総理にもお目にかかって、この旨は直接申し上げるつもりです。
Question
NHKの田尻です。都議選で大敗した直後の北朝鮮ミサイル発射となりましたが、こうしたなかで党としてどのように対応していくお考えですか。
Answer
改めて責任の重大さを痛感するものですが、今後、この北朝鮮の弾道ミサイル発射ということが抑えていけるというか防御していけるために何をなさなければならないか。これは政府ともしっかりわれわれは協議をして、国民の皆さんのご心配を拭い去るように努力したいと思っています。
Question
日本テレビの山本です。与党側は閉中審査に応じる方針を固めたようですが、安倍総理はどのように説明責任を果たしていくべきとお考えですか。
Answer
これは安倍総理に聞いていただかないと分かりませんが、安倍総理は率直にお話をなさると思いますから、お任せしておいて十分だと思います。
Question
日本経済新聞の秋山です。安倍総理は秋の臨時国会へ憲法改正案を提出する方針に変わりがないというお考えを示されましたが、幹事長としてもそのような認識でしょうか。
Answer
党の総理・総裁であるわけですから、総裁がそういうご決意を披歴したということに対して、全面的に指示していきたいと思います。
Question
時事通信の水谷です。昨日、3名の離党が党紀委員会で了承されました。党内には処分すべきとの声もあったと思いますが、今回の党紀委員会についてどのようにお考えですか。
Answer
処分すべきだというご意見はどこからありましたか。それはあなたの想像でおっしゃっておられるのでしょうが、これも上から下まで何の異なる意見も出ないというような、そんなことではなくて、自由民主党はあくまでも自由民主党ですから、いろいろな意見が出ることは承知しておりますが、そのうえでの党としての判断ですから、それでいいんじゃないですか。