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記者会見

政府与党連絡会議後 二階俊博幹事長記者会見

平成29年6月6日(火)12:55~13:03
於:院内平河クラブ会見場

冒頭発言

二階俊博幹事長

本日の政府与党連絡会議ですが、安倍総理からは、皇室典範特例法が衆議院を通過しました。政府として参議院審議も慎重に進めていきたい。その他重要法案も丁寧な説明に心掛ける。このことは大変強くおっしゃっておりました。次に、南スーダンPKOの部隊が帰国することになった。大統領から感謝の言葉があった。日本のおかげだということだ。それから、先週の安保理決議を評価する。引き続き国民の安全確保に万全を期す。なお、パリ協定離脱のアメリカは、残念である。引き続きアメリカには働きかけていきたい。また、与党としても、未来投資戦略をつくって保育の受け皿づくりに全力を尽くすということでした。
山口公明党代表からは、二階幹事長が政府特使として訪韓されると聞いた。日中韓サミット開催への努力を大いに期待したい。与党としての環境づくりに尽くしたいというご発言がありました。
井上公明党幹事長からは、訪韓の成功を心からお願いするということでした。
私(二階幹事長)からは、会期も少なくなってきた。法務委員長の解任決議は与党で粛々と否決し、衆参協力して、残る重要法案の成立に全力を尽くしていきたい。なお、私は6月10日(土)から13日(火)まで、韓国を訪問する予定だ。新政権関係者、議会関係者との間で有意義な意見交換を行いたいということを申し上げました。

以上です。

質疑応答

Question
NHKの田尻です。参議院法務委員会では委員長の解任決議案が出されましたが、党としてどのような対応していくお考えですか。
Answer
こうしたことは、一口に言って残念なことでありますが、こういうことは、出された以上は粛々と否決して、早く法案の処理に全力を尽くしていただきたいと思っています。
Question
NHKの田尻です。民進党は内閣不信任案の提出も検討しているなど対決姿勢を強めていますが、今後の国会運営をどのように進めていかれるお考えですか。
Answer
それは野党の側がおっしゃるわけですから、それはそれで、われわれとしても国会のルールにしたがって受けていかなきゃなりませんが、解任決議の理由ですね。どこが解任決議なのかというのは、これは誰でもが、国民の皆さんも疑問に思うはずですよね。 ですから、そういうことが国会対策上のことでなされたのかどうか。これは先方の説明を聞いていませんから分かりませんが、なるべくそういうことは控えていただいて、できるだけスムーズに国会運営がなされていくように、会期末でもありますから、そうあってほしい。こう思っております。
Question
共同通信の池田です。現時点で会期延長についてはどのようにお考えですか。
Answer
今のところは、この会期内に全力を尽くす考えであります。
Question
朝日新聞の山岸です。本日の会議で加計学園の問題について議論はありましたか。
Answer
きょうは特に議論はありませんでした。