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記者会見

役員連絡会後 二階俊博幹事長記者会見

平成29年4月4日(火)10:33~10:42
於:院内平河クラブ会見場

冒頭発言

二階俊博幹事長

本日の役員連絡会ですが、高村副総裁からのごあいさつで、テロ等準備罪について、予算委員会で審議した野党が今になって審議を嫌がっているのはなぜか。スケジュール闘争で廃案ということのないように十分注意してもらいたいということでした。
私(二階幹事長)からは、今朝9時から、自民・維新の幹事長国対委員長会談を行い、これは維新からの申し出によって開きましたが、テロ等準備罪の6日(木)の審議入りを目指すことで合意した。後半国会の重要法案であり国民の関心も高いことから、分かりやすく丁寧な審議を行い、速やかに成立させることが必要だ。それから、明日11時から、党本部1F玄関前にて宮城県の「みやぎ復興応援フェア」を行う。先生方やマスコミ等、関係の皆さんのご参加をお願いするということを申し上げました。維新との会談では、特に維新側からは、テロ等準備罪の件ですが、法律はかねてから必要かと思っている。どこかの党と違い審議拒否や廃案を目指すようなことはしない。議論をさせていただくという積極的なお話でありました。
橋本参議院議員会長からは、明日、党本部で参議院としての都議選選対本部を立ち上げるというご報告がありました。
古屋選対委員長からは、都議選には参議院とも密接に連絡を取り合っていくようにしたいということでした。
茂木政務調査会長からは、テロ等準備罪の政調作成の資料の説明がありました。

以上です。

質疑応答

Question
時事通信の水谷です。維新の党がテロ等準備罪に関する対案を出した際の対応について幹事長はどのようにお考えですか。
Answer
出させていただくことがあるかもしれないというようなご発言でありましたから、それは一切受け付けないというわけにはいかんでしょう。ですから、ご提案があれば謙虚に承りたい。これはこっちの主張です。来てみないと分からない。
Question
共同通信の池田です。本日の役員連絡会での竹下国対委員長の発言について伺います。
Answer
昨日の自公国対委員長会談の報告がありました。
Question
共同通信の池田です。今朝の維新の党との会談を受けて、国対としてどのように対応していくかなどといったことについてご発言はありましたか。
Answer
そういうことで、これから必要に応じてそういう会をやっていきましょうと。必要があればね。そういうことです。
Question
日本経済新聞の秋山です。テロ等準備罪を巡っては公明党の間にすきま風が吹いたとの見方もあります。こうしたなかでの維新の党との会談であり、公明党としてはあまり嬉しくはないと思いますが、この辺りについてはいかがですか。
Answer
それは公明党が言っているんですか。憶測でしょう。こっちも別にどうということではないんですが、われわれ自民党にしても、また公明党にしても、皆仲良くいろいろな意見を持ち寄ってやっていくのが国会だと思います。私もその考えですから。そういうことの会合をやっているわけで、特別の議論があったわけでもありませんので、これからよくご意見を聞いて、円満な後半国会にしていきたいと思っています。
Question
毎日新聞の水脇です。維新の党がテロ等準備罪について対案を出すことを示唆したことに対し、幹事長からはどのような応答をされたのですか。
Answer
それは当然結構だということです。私たち自民党の方は、これは与党ですし、できるだけ冷静に国会運営をしていくというのは当然ですが、必要以上に頭を下げるばかりが国会じゃありませんから、そこはしっかり対応していきたいと思っています。
Question
読売新聞の小田倉です。維新の党との会談のなかで、憲法改正についてお話はありましたか。
Answer
今回はなかったんじゃないかと思います。