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記者会見

政府与党連絡会議後 二階俊博幹事長記者会見

平成29年4月3日(月)12:46~12:53
於:院内平河クラブ会見場

冒頭発言

本日の政府与党連絡会議ですが、安倍総理からは、栃木県那須町の雪崩に対し、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げる。こういうことに対して再びこういうことのないように、災害を起こしてはならないということで、徹底した原因究明を図りたい。次に、福島県について、帰還困難区域を除き避難指示解除となった。また、熊本地震から一年、引き続き支援に取り組んでいく。次に、働き方改革で労働界、産業界が合意したのは画期的なことで、早期に法案化したい。それから、今月下旬にロシアを訪問し、プーチン大統領と会談したい。また、ペンス米副大統領が来日することになっている。日米経済対話を行うことにしたいということでした。
私(二階幹事長)からは、平成29年度予算、日切れ法案をすべて年度内に成立させることができ、まずは一区切りをつけることができた。後半国会は天皇退位、テロ等準備罪、衆議院の区割り法など、重要な課題が山積している。さらに真剣に取り組んでいきたい。次に、都議選の問題やロシア訪問の問題等、それぞれ課題としてあるわけだが、しっかり党として対応したいということを申し上げました。

以上です。

質疑応答

Question
NHKの田尻です。テロ等準備罪の審議について、本日の会議で国対委員長などから報告はありましたか。
Answer
それらはもう当然の課題としてずっと進めてきた問題ですから、これで今後はしっかりやっていこう。そういうことであります。
Question
NHKの田尻です。6日の審議入りで公明党と合意しましたが、今後どのように進めていくお考えですか。
Answer
後半国会の大きなテーマは天皇退位の問題、テロ等準備罪、衆議院の区割り法などが目白押しに並んでいるという感じであります。さらに私どもはこれらのテーマについてしっかりした対応をやっていきたいということを願っている。こういうことです。
Question
朝日新聞の山岸です。テロ等準備罪について、これまでの自公のやり取りではすれ違いがあったように見えますが、この原因はどういうところにあったとお考えですか。
Answer
自由民主党でありますから、自由奔放にいろいろな人からご意見を伺うという姿勢でいきますから、その間に多少のことがあっても、これはたいしたことないという感じです。大いに議論してもらって、議論を起こしてもらって対応していくというのは、今後もそういう姿勢で臨んでいきたいと思っています。
Question
朝日新聞の山岸です。これまでの対応は公明党に非があるということではないとお考えですか。
Answer
連立を組んでいる間でそんなことを記者会見で言い合っているようなことでは連立はうまくいくわけがない。せっかくのご質問でありますが、この程度にとどめておきます。
Question
時事通信の水谷です。幹事長は昨日放送のラジオ番組で、衆院選について「自民党単独で戦おうという気持ちを持って準備に励んでいこう」という発言をされていますが、この発言の真意について伺います。
Answer
それはそういう前に公明党が何か言われていたでしょ。都議会のことについて。ですから、そのお返しにちょっと言っておいただけです。たいして根のある話でもありません。
Question
東京新聞の大野です。テロ等準備罪を巡っては、野党4党は廃案を目指すとしていて、与党としては公明党が重視している刑法の成立も目指したいということです。まさに目白押しの後半国会ですが、会期延長についてはどのようにお考えですか。
Answer
会期延長をしなきゃいけない状況になれば会期延長していただきますが、今のところ会期延長に言及するにはまだ至っていない。そういう判断です。