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記者会見

役員連絡会後 二階俊博幹事長記者会見

平成29年2月17日(金)10:30~10:42
於:院内平河クラブ会見場

冒頭発言

二階俊博幹事長

本日の役員連絡会ですが、冒頭、宮古島、浦添両市長がおいでになりまして、選挙勝利のご挨拶がありました。
高村副総裁からのご挨拶で、予算の年度内成立が死活的に重要だが、野党の一部は、年度内成立させないことが政局的に死活的に重要と思っているかもしれないということでした。
私(二階幹事長)からは、人材育成検討プロジェクトチームの提言について、党の人材育成について大変良い提言となっている。後程、奥野人事委員長から詳細な説明をお願いしたい。それから、昨日、山口県の物産展が開催された。安倍総理にもご出席いただき、大変な盛況だった。昨年は7県の開催だったが、ことしは、来月の熊本県と兵庫県、4月は宮城県、5月は高知県とすでに4県の開催が決まっている。党本部ににぎわいをつくり、多くの人に集ってもらう活動をこれからも続けていきたい。他の都道府県の皆さんからも、どんどんご相談をいただいているが、こうしたことは活発に展開していただきたい。特に自民党の県連活動と物産展との関係もしっかりつなげていくと、地域の特産物の東京での販売等にも役に立つのではないかということで開催している次第だということを申しました。

以上です。

質疑応答

Question
NHKの田尻です。国対委員長からはどのようなご発言がありましたか。
Answer
本日中に来週の予算委員会の日程を決めていきたい。こういうことでありました。
Question
読売新聞の小田倉です。天皇の退位について本日、高村副総裁と民進党の野田幹事長が会談をされるという報道がありますが、今後与野党協議をどのように進めていくべきとお考えですか。
Answer
静かに進めていただきたい。「静かに」というのは大変含蓄のある言葉だけれども、あまり華々しく喧々囂々(けんけんごうごう)意見を戦わせるというようなことのないようにやってもらいたいというのが暗黙の呼びかけでありまして、それに与野党ともに了解をしているという雰囲気で今、進めております。静かにやってくれというのは、あまり激しく対立することのないようにしてもらいたい。しかしこの申し入れというか政府の方針というのは、各党に受け入れられているように思います。静かにやってもらいたいと思います。
Question
朝日新聞の山岸です。本日は幹事長のお誕生日ですが、政権中枢を見ますとベテランの布陣となっているように見えます。今後、若返りも課題となってくると思いますが、ベテラン勢が多くいらっしゃるという現状についてどのようにお考えですか。
Answer
特別の考えもありません。真面目に元気にやっていれば、しかも選挙という重大なハードルがあるのですから、年齢なんか関係ないと思っています。年齢の若い人が新しい意見を持っているかと言えばそうでない場合もあるだろう。年齢なんか関係ない。あなたがある一定の年齢が来たときに、今言った発言をもういっぺん、日記にでも書いて思い出してみなさい。
Question
東京新聞の大野です。テロ等準備罪について、対象を277に減らすという報道がありますが、この事実関係と受け止めをお願いいたします。
Answer
その対象の範囲、そんなのはできるだけ少なくまとめていった方がいいと思います。何もかもこんなことに影響される必要ないんだから。だから、対象範囲をうんと広げて、皆「これは抵触するだろうから」などと考えながら日々を送るというようなことは、適切でありませんから、少なければ少ないほどいいんじゃないですか。
Question
東京新聞の大野です。277という数字が妥当だとお考えですか。
Answer
特別の考えはありません。
Question
NHKの田尻です。テロ等準備罪について、今国会での提出・成立についてどのようにお考えですか。
Answer
こうした問題は現場の指揮官にお任せしておりますから、われわれの側から「急げ」とか「もっとテンポを落とせ」とかという必要もありませんから。信頼してお任せしているところです。
Question
日本経済新聞の羽田野です。受動喫煙対策について、厚生労働省が室内は原則禁煙にすべきとの案を出していて、これに対して党内では賛否様々な意見があるようですが、幹事長はどのようにお考えですか。
Answer
私はたばこは一本も吸ったことはありませんから、このことに関しては特別の思いも何もありませんから。そうだからと言って、好きな人にたばこを吸うのはやめろとか近くで吸うなとか、そんなことを言ったこともありません。お好きな人はどうぞご随意に。仮に健康に差し障りがあるとか何とか言っても、私はその道の専門家ではありませんが、5歳と違わないのではないですか。詳しく言わない方がいいだろうけれど。どうぞ、お好きにどうぞ。こういうことは何回も何回もありましたよ。そしてなかにはたばこを吸うなと言われるが、その業界関係はどうなるのですかとか、いろいろ意見があるのですよ。この問題だけとってもね。そこは適切に落ち着くところへ落ち着かせる。向こうを張って議論し合うほどの問題じゃないんじゃないですか。
Question
テレビ東京の篠原です。党内で教育の無償化に向けて教育国債の議論が出ています。財政健全化の面から懸念する声もありますが、幹事長はどのようにお考えですか。
Answer
それこそ皆の意見をどんどん言ってもらって、最大公約数のところで落ち着くのがいいんですから。対して大騒ぎするほどの問題ではありません。
Question
読売新聞の小田倉です。先日、野党4党から防衛大臣、法務大臣の辞任要求が出ましたが、これについての受け止めをお願いいたします。
Answer
われわれは四六時中国会にへばりついて議論のやり取りを聞いているわけではありませんが、野党はそんなことを言うのが一つの仕事なんですから。いつの国会だってこんなこと一つや二つあるじゃないですか。いちいちそんなことに応じていたら、閣僚は総理が信頼して任命しているわけですから、総理のご判断で適切な人事だと思っておられる以上、傍からとやかく言うべきじゃない。こう思っております。頑張っているじゃないですか。ご本人たちも。