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記者会見

役員連絡会後 二階俊博幹事長記者会見

平成29年2月7日(火)10:33~10:47
於:院内平河クラブ会見場

冒頭発言

二階俊博幹事長

本日の役員連絡会ですが、高村副総裁からのご挨拶で、予算の早期成立が最大の景気対策になる。引き続きよろしくお願い申し上げたいということでした。
私(二階幹事長)からは、2月3日に林義郎元衆議院議員が逝去された。当選11回、在職34年1ケ月、大蔵大臣、厚生大臣等を歴任された。通夜・密葬はすでに週末に執り行われており、本葬を2月19日(日)にご地元の下関で予定。なお、在職年数により党葬に該当するが、ご遺族のご意向により党葬はご辞退され、香典・供花等も併せてご遠慮されるとのこと。謹んでご冥福をお祈り申し上げる。なお私は5日(日)にお参りをさせていただきましたが、これからのことについてご家族ともご相談をして、党として礼を失しないように対処したいということを申しました。
竹下国対委員長からは、予算委員会は8日(水)と9日(木)に一般質疑、15日(水)に地方公聴会を提案しているというご報告がありました。
松山参議院国対委員長からは、本日、参議院先議案件の実務者会議を行うということでした。
古屋選対委員長からは、浦添市長選について、本日と明日に茂木政調会長が入る。最後まで全力を尽くして党が対処したいということでした。

以上です。

質疑応答

Question
朝日新聞の山岸です。昨夜、維新の党の松井代表とお会いになりましたが、どのようなお話をされたのですか。
Answer
松井代表の方からは大阪万博の開催についてです。私は今、たまたま大阪万博の推進議連の会長に推されておりますので、ぜひそれをお引き受けのうえ、ご協力を願いたいというお話がありました。万博は大変意義のあることでありますから、できる限り努力を申し上げるようにしよう。こういう円満な話でありました。
Question
朝日新聞の山岸です。憲法改正など国政における協力などといったお話はされましたか。
Answer
そんな話はありません。
Question
読売新聞の小田倉です。テロ等準備罪を巡って昨日、法務省が見解を示し、その後撤回しました。野党側からは大臣辞任を求める声も出ていますが、幹事長はどのようにお考えですか。
Answer
もう少し冷静にご議論いただければ一定の結論を得られると思いますが、現場のご審議にお任せしているところです。
Question
日本経済新聞の羽田野です。内田都議が引退を表明するという一部報道がありますが、幹事長は内田都議とそういったお話をされましたか。
Answer
千代田区長選終了後、いろいろご心配をおかけしたが、結果はご承知のとおり、極めて残念であり、党に対しても申し訳ないと思うが、こういう結果になりましたので了解をいただきたいということでございました。戦い終えて、全力を尽くして戦われたわけですから、その結果、都連の皆さんの思うような結果にはならなかったでしょうが、戦い、ご努力に対して慰労の言葉を申し上げて、その後、組織的なことであるとか今後どうするなどといった話はまだ今する段階でもないでしょうし、私の方から特に申し上げるつもりはなくて、これは都連を中心にお考えいただくわけですから、都連のご相談を待ってまた必要があればわれわれも参画することは厭いませんが、第一義的には都連にお任せしたいと思っています。
Question
時事通信の水谷です。それは内田都議からお電話でお話されたということですか。
Answer
そうです。
Question
時事通信の水谷です。それに対して幹事長は慰労されたということですか。
Answer
今申し上げたとおりで、戦いですから勝つ日もあれば思うようにいかない日もあるわけですよ。ですから、ねぎらいの言葉を申し上げるのは当然でありますし、少し落ち着いてからお話がまたあるかもしれません。今のところはそういうやり取りでしたというところです。終わったばかりですからね。
Question
西日本新聞の宮崎です。日韓関係について、駐韓大使が一時帰国してから一か月が経ちましたが、解除の見通しが立たないなかで、幹事長としてはどのように対応すべきとお考えですか。
Answer
幹事長というより私個人ですが、引き揚げたまではよかったがいつ返すのだろうかということを、引き揚げをなさった瞬間に私はそう思っておりました。大変難しいご質問で、どういうつもりで引き揚げていつ返そうとしているのかということを、その当事者の意見は聞いておりませんので、私どもは傍からとやかく言うべきではないと思いますが、空白はできるだけ少ない方がいいですから、早いうちに現地におかえりいただくというようなことを政府も考えているでしょうが、当然早いうちの方がいいと思っています。
Question
朝日新聞の山岸です。派閥について、各派閥の活発化が見られますが、こうした動きについてどのようにお考えですか。
Answer
派閥には幹事長は関係しないという申し合わせになっておりますから。私もたまに出席しますが、すでに派閥の運営は、わが派閥の場合には河村衆院議員に委ねております。相談があったら相談に乗りますが、それ以外はできるだけ控えている。こういう立場でございます。
Question
朝日新聞の山岸です。派閥の合従連衡といったこうした動きが望ましいと考えられるかどうか、その辺りはいかがですか。
Answer
正直言って、どの派閥にだれが属しているのか、どの派閥に何人おられるのか、そんなことは私の手元にもとより報告も何もありません。派閥は一応非公認というか党として位置づけをしているものではありませんから、おのずから気の合う人同士集まってたまには食事をしたり、あるいは外の地域へお出かけになったり、そんなことをしているのでしょうが、現在のところは派閥がいくつあってとかそんなことに関心を持っておりませんから、残念ながらお答えするような知識は持ち合わせておりません。