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記者会見

役員会後 二階俊博幹事長記者会見

平成28年10月3日(月)17:48~17:58
於:院内平河クラブ会見場

冒頭発言

二階俊博幹事長

本日の役員会ですが、安倍総裁からのご挨拶で、予算委員会、緊張感を持って補正予算の成立に全力を尽くす決意だ。また、衆院補選、新潟県知事選には全力を挙げて戦っていきたいという決意の表明がありました。
高村副総裁からは、補正予算を早期に成立させるよう全力を尽くしたいということでした。
私(二階幹事長)からは、総理はじめ各閣僚の皆さんは予算委員会お疲れ様でございました。総理はじめ各閣僚は落ち着いて、分かりやすい答弁をされていた。党も一日も早い成立のために全力を尽くす。当然、緊張感を持って、いろいろ不規則発言等が出てこないように十分党でも戒めていきたいと思っている。また、当面の選挙予定について、 新潟県知事選挙(9月29日~10月16日)、富山県、岡山県知事選挙(10月6日~10月23日)、東京10区、福岡6区補選(10月11日~10月23日)となっている。これらの選挙に全勝すべく懸命の努力をしているが、いよいよ選挙が迫ってきた。安倍政権の帰趨を占う重要な選挙だと判断している。特に新潟県知事選挙は予断を許さない状況にある。必勝を期し、できることはすべてやっていこう。党役員のできる限りのご協力をお願い申し上げるということを申し上げました。
竹下国対委員長からは、明日、4時間の締めくくり総括質疑、その後2時間の総務委員会、明日の本会議は20時に終われるように努力していくというご報告でした。
松山参議院国対委員長からは、参議院の日程は衆議院の流れをよく見ながら行いたいというご発言でした。
橋本参議院議員会長からは、比例代表選出議員を中心に新潟入りをしている。より効果的なまわり方をしていきたい。支持団体の支援をさらに拡大できるように努力していきたい。
吉田参議院幹事長からは、新潟県知事選、衆院補選、参議院として万全の取り組みをしていきたいということでした。
古屋選対委員長からは、東京10区について、事前ポスター貼りを衆議院1、2回生や参議院1回生にも手伝っていただいている。新潟県知事選も自らの選挙だと思ってやり抜いていただいているというご報告でした。
茂木政調会長からは、補正予算は一日も早い成立を目指す。提出予定案件は政審で議論をしている最中だということでした。
細田総務会長からは、明日、総務会を開くというご発言でした。
下村幹事長代行からは、都連会長として、東京10区の説明と、かならず勝つ態勢で臨むので役員各位のご協力をお願いしたいというご発言がありました。
以上です。

質疑応答

Question
時事通信の水谷です。役員会後、幹部の方と残られていましたが、このなかでIR法案について話題に出たということですが、いかがですか。
Answer
誰が言いましたか。それはあなたが想像で言っているのではないですか。IRのみならず、あらゆる国会情勢、そしてこの東京都の補欠選挙の問題等、万般の問題を、ちょうどたまたま3人そろいましたから、三役会議じゃありませんが、三役で話し合ったというだけです。IRだけを話したわけではありません。
Question
朝日新聞の山岸です。新潟県知事選について、重点をどこに置いていかれるお考えですか。
Answer
これはやはり県全体に全ての市町村を重点に考えていくべきでありますが、新潟県選出の議員、それから新潟県に基盤をもっておる参議院の比例代表の先生方などを中心にして今、組織選挙をやろうとしておりますが、要はやはり、新潟全体が燃えるような勢いで選挙に臨むという態勢が必要なわけですから、今、新潟のみなさんは新潟、新潟に縁のある新潟県外のみなさんは新潟県外、これから全力を挙げて県全体が燃え上がるように、火の玉となって戦い抜くことができるようにやっていく。選挙にはいろいろなことをおっしゃる人がおりますけれど、そう妙薬と言いますかね、こうすれば勝てるというようなものがあれば、その党が政権を取るわけだけれども、なかなかそんなことではないでしょう。ですから、これは地道に行くよりしょうがないのですが、全力を尽くして、この選挙は戦い抜きたい。同時に勝てる選挙なんですよ。しっかりやればね。それを評定ばっかりしておるんじゃダメですからね、必ず圧勝できるように新潟県内外のみなさんの奮起をお願いしたいと思います。
Question
朝日新聞の山岸です。野党側の候補は脱原発を争点に掲げていますが、与党側の候補は、争点はそれだけではないと主張しています。幹事長はどのようにお考えですか。
Answer
原発だけが選挙の争点ではないと、私もそう思います。新潟県全体の発展をどう考えていくかということが大事です。そうすると、やはりただ反対だという声を上げるだけじゃなくて、いろいろな意味で成熟した政治経験、それとともにいろいろな問題に対しての、判断力、そういうことから言うと、我が党が推薦しております候補者は大変、適格な候補者であると思いますから、あとは本人を中心にして、候補者を中心にして全力を挙げて県民のみなさんに訴える、そのことが一番大事だと思います。選挙の基本に立ち返って、党は全力を尽くしたいと思います。そして、県民のみなさんのご理解、県民のみなさんのご支援が頂戴できるように我々はこの選挙戦を通じて配慮していきたいと思っています。私も近く日程を調整して現地に入らせていただきたいと思います。