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記者会見

役員連絡会後 二階俊博幹事長記者会見

平成28年8月9日(火)10:51~10:58
於:党本部平河クラブ会見場

冒頭発言

二階俊博幹事長

本日の役員連絡会ですが、高村副総裁からのご挨拶で、特に昨日の天皇陛下のお言葉についてお話がありました。この天皇陛下のお言葉、ご経験されたことに基づいた心情やお考えについて真摯に考えなければならない。国民の幅広い合意に基づき、象徴天皇としてあるべきか立法作業も含めて検討していかなければならないかもしれない。しかし、拙速はよくないがあまり時間をかけすぎてもよくないという含みのあるご発言がありました。
私(二階幹事長)からは、新しい内閣がスタートしたが、先の参議院選挙での民意に対してしっかり応えていくためにも、政府・与党連携して、最優先課題の経済をはじめ、あらゆる政策課題の解決、同時に各級選挙、国会対策等に全力で取り組んでいきたい。また、人事案件については、総裁、幹事長が指名する役職、組織運動本部、国会対策委員会、政務調査会の役職につき、資料の配布をしたうえで了承を得たわけであります。
吉田参議院幹事長からは、秋の臨時国会に向けた人事をしっかり整えて臨んでいきたいということでした。
古屋選対委員長からは、10月の補選について、東京10区、福岡6区、都連・県連とよく相談しながら進めていきたい。また、衆議院選挙に向けて、当選1~2回の議員の足腰を強くすべく準備したいというご発言がございました。
茂木政務調査会長からは、概算要求は月末までに重点項目を取りまとめたい。また、内閣部会は会議をする回数も多いので、2つに分けて部会審議を行うように組織の改革を行いたいというご発言がありました。
細田総務会長からは、本日の総務会で人事案件、政調の組織改革についても諮る予定だということでした。
平沢広報本部長からは、報道機関の世論調査についてご報告がございました。

以上です。

質疑応答

question
朝日新聞の山岸です。高村副総裁の発言について、かなり根本的なところから見直していこうというご発言だと思いますが、幹事長は、あるいは党としては憲法改正まで含めた根本的な見直しについてどのようにお考えですか。
answer
まだ何程の時間も経っておりませんから、党内でよく検討したうえで今のご質問にお答えできるようなことを考えてみたいと思っています。今のところはまだ熟慮中です。
question
朝日新聞の山岸です。スケジュール感については議論になりましたか。
answer
まったくありません。
question
時事通信の水谷です。今後、国会でも議論を進めることになる可能性もあると思いますが、議論を進める場合は与野党で合意をしたうえでやらなければいけないとお考えですか。
answer
それはこれから、ケースバイケースです。野党がどういうご意見を持っているかまだ存じませんから、それはよく承ったうえで対応していけばいいのではないですか。
question
毎日新聞の大久保です。臨時国会の召集日について、今のところ9月中旬あるいは下旬という日程が取りざたされていますが、一方で民進党の代表選が9月15日に決まりました。民進党の代表選の日程が臨時国会の召集日にどのように影響を与えるか、お願いいたします。
answer
臨時国会の召集というのは今、政治的なテーマとしては一番大事なところですが、今ご質問にあったようなことで政府も考えておるようですが、私どももこれから慎重に考えていきたいと思っています。民進党の代表選のことは十分頭に入れて対応していきたいと思っています。