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記者会見

大臣後任人事について 谷垣禎一幹事長会見

平成26年10月20日(月)18:59~19:04
於:党本部4Fエレベータホール

質疑応答

(代表質問)TBSの加納です。後任の人事についてです。経済産業大臣に宮沢洋一参議院議員、法務大臣に上川陽子衆議院議員が内定しました。この人事についてどのように思われますか。
宮沢氏も上川氏も非常に政策には通じた方ですし、おそらく国会で答弁するということになっても非常に手堅い仕事をされるのではないかと思います。やはり総理もいろいろ政策展開が遅れていくということを懸念しておられて、迅速に後任を選ばなければならないということで、こういう選択をされた。私は非常に適切な選択をされたのではないかと思います。それともう一つは、こういうときですから、また同じような不祥事を重ねるということはあってはならないので、私もそれぞれの方のイメージだけでものを言ってはいけないのですが、お二人の今までの行動やイメージから見ても、そういう不祥事を繰り返すというようなことはない方なのではないかと思います。
(代表質問)TBSの加納です。人事を選定するにあたって、安倍総理から幹事長に何かご相談を受けられたのでしょうか。
随時相談はいろいろなことでさせていただいております。
(代表質問)TBSの加納です。上川氏は、党の女性活躍推進本部長に就いていらっしゃいますが、その人選についてもこれから進めていく形ですよね。
委員会も厚生労働委員長に就いておられるので、こちらも非常に大事なポジションですので、実は閣僚として極めて適切な方であることは間違いないのですが、あとはやはり早速どうしていこうかという人事があるのですね。
時事通信の大沼です。宮沢氏は党税調のメンバーでもあり、増税派とも言われていますが、今回の人事が消費税増税に与える影響について幹事長はどう見られていますか。
局部的なことについてお答えする必要があるとは思いませんが、いずれにしてもそれぞれ有能な方、また安定した方を指名しますと、やはりそういう方はほかの所でも大事な仕事に就いておられるので、あとのフォローはきちんとしなければいけないなと思います。
共同通信の比嘉です。人事の話から離れます。今日役員会後の会見で党大会の日程についてお話がありました。今度の党大会は統一地方選を前にした大会になると思いますが、どのようなお気持ちで臨まれるおつもりですか。
いつも党大会にあたっては、私はまだ党大会の準備を十分にしているわけではありませんが、テーマを設定してやるわけですね。ですから今おっしゃったように、まだこれは党で決めたわけではありませんが、来年の1月にある党大会であれば、一つは統一地方選をしっかり勝ち抜こうというようなものがテーマになり得るわけですね。それから今、地方創生とか女性活躍などということを看板政策といいますか、非常に重視した政策展開をしているわけですが、例えば地方創生をしっかりやろうというようなことも考え得るわけですね。実はそれは統一地方選のテーマとも結びついているかもしれません。まだどういう党大会にしていこうかということは議論を十分に詰めているわけではないのですが、おっしゃっていることはひとつの大きな関心事であることは間違いないと思います。