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記者会見

谷垣幹事長記者会見(ぶら下がり)

平成26年9月10日(水)17:25~17:34
於:党本部4Fエレベーターホール

冒頭発言

(役員会の内容説明)
谷垣 禎一幹事長

質疑応答

(代表質問)NHKの瀧川です。今日総裁と幹事長の経験者を回られましたが、この中で海部元総理が「安倍政権が前のめりになっているので、そのブレーキ役を担ってほしい」という話を幹事長になさったと聞いているのですが。
前のめりというか、「いろいろなことがあるから十分慎重にいけよ」というご趣旨だったと思います。
(代表質問)NHKの瀧川です。それに対しては、その場で幹事長はどのようにお答えになられたのでしょうか。
それはやはり今、わきを固めて腰を落としていく必要があると思いますので、そのように努めたいと思うという趣旨のお答えをしたと思います。
(代表質問)NHKの瀧川です。今日福島県連の方が幹事長のところに来られました。幹事長からどのようなことをお伝えになられたのか、やりとりをお聞かせください。
今回の県知事選に関しては、県連も努力をされてきたと思います。私どもとしては、党本部としては、福島県というのは言うまでもなくあのような地震もあったし原子力災害もあった。やはりここ第一だと思いますね。特に、安倍総理と佐藤知事との間に中間貯蔵施設をどうしていくかということについてもまとまった。あれがきちんとできるということが、復興を図っていくときの第一歩であります。それを進めていくためには、やはり県民との協力態勢というようなものが必要ではないか。そうすると今度の知事選では、やはりそういう形がとれるかどうかというのが大きいというのが私どもの基本認識でして、大変県連もご努力をされたけれども、もう告示まで一カ月を切った状況の中で、なかなか県民を挙げての態勢をつくっていくというのは実際的に困難であると思います。そういうことをあれこれ考えると、党本部として、今まで大変ご努力されたことは認めるけれども、本部としては「では鉢村さんでいこう」ということはできないということを申し上げました。
(代表質問)NHKの瀧川です。幹事長の方から伝えたのですか。
はい。
(代表質問)NHKの瀧川です。今後どのような対応を党本部としてとっていくのでしょうか。
県連の方も、あのような組織決定をして、党本部にいろいろなご要請があったわけですから、県連としての手続きというものがいるのだと思いますね。それから後どうしていくかというのはまた党本部と県連と相談しながら進めていくということです。やはり先ほど申し上げたような、復興第一、そしてこういう中間処理施設のようなものを県と県民の協力を得て進めていける態勢をつくっていくというのが大事であるということだと思います。
東京新聞の生島です。2点伺います。まず一点目、小泉元総理との面会で、川内原発の再稼働を含めた原発政策について何か意見交換などはございましたか。
今の小泉元総理のお考えからすれば、「原発を廃止するという選択は今ありなのだがな」というご発言はありました。
東京新聞の生島です。それに対して幹事長はどうお答えになられたのですか。
今さら小泉元総理に自民党の政策のいろはのいからご説明する必要もないでしょうし、「お考えは承りました」ということですね。
東京新聞の生島です。もう一点、別の話題です。日本維新の会の橋下徹共同代表が、国会議員の書交費について所属の国会議員に対して公開を求める考えを示されたそうなのですが、自民党としてどのように公開を求めたり、領収書の添付・公開といった立法化をしたりというようなお考えはあるのか。また、月額100万円だと思いますが、その水準についてどのようなお考えを持っているのかお聞かせください。
特段今公開を求めるようなことを考えているわけではありません。
東京新聞の生島です。水準についてはいかがですか。
適切な水準だと思います。
朝日新聞の蔵前です。福島県知事選について改めて伺います。先ほど県と県民の協力というお話がありましたが、政党レベルで考えてみれば政党の相乗りということもあろうかと思います。内堀副知事の名前が民主党県連から挙がっていたりもするのですが、内堀氏に対する支援というのはどのようにお考えですか。
これはこれからですね。
時事通信の大沼です。鉢村氏の問題ですが、党本部として出馬辞退を求めていくのか、その辺りどうでしょうか。
これは、また茂木選対委員長がそういう作業をされると思います。どういう作業か具体的に聞いてはおりませんが、この鉢村氏が推薦できないということに伴う手当・処理については茂木選対委員長がおやりになると思います。
共同通信の比嘉です。沖縄県知事選について伺います。本日那覇市長の翁長氏が、辺野古移設に反対の立場で出馬を表明しました。これで11月の沖縄県知事選は、辺野古移設の賛成・反対が大きな争点になってくると思います。これについての受け止めをお願いいたします。
これは今まで頭が福島県知事選の方でしたが、これで一段落して沖縄県知事選の問題点を整理して、どのように臨んでいくか決めていかねばなりません。ですから今のところ、まだこれから沖縄の問題はきちんと検討し分析をしていくということです。
毎日新聞の影山です。内堀副知事について伺います。県民の広い支持という観点から、内堀氏に対してどのような評価をお持ちでしょうか。
例えば首長の方々で、是非出ていただこうという動きをしていることは承知しております。もちろん、そういうようなこともいろいろ見ながら判断していくことになると思います。
TBSの加納です。今日のあいさつ回りについてですが、中曽根元総理からはどういったお話があったのでしょうか。
幹事長は選挙に勝つのが仕事であるということで、私もまったくその通りだと思います。
NHKの瀧川です。具体的な選挙名は出たのでしょうか。
具体的な選挙名はおっしゃらなかったですが、今の福島の問題やその後もにらんで、若干、今党本部でやっていることはご説明してご報告した次第です。