2024年4月28日（日）20:01～20:07
於:党本部4Fエレベーターホール
【冒頭発言】
大変厳しい選挙結果だったと受け止めています。選挙戦を通じて逆風の中、島根1区においてはこれまでの選挙を上回る圧倒的な運動量でありましたけれど、非常に逆風が強かったということで、候補者の人柄であったり政策を浸透させることができなかったと、そのように考えています。
今回の選挙結果、厳しい選挙結果を重く受け止め、不断の改革努力を重ね、また日本が直面する様々な課題を1つ1つ解決していくことで、若干時間はかかると思いますけれど、そういった中でも国民の皆様の信頼を回復できるように努めていきたい、そう考えています。
質疑応答
- 北海道新聞です。今日の結果を受けまして、今後の政権運営への影響をどのように考えていらっしゃいますか。
- 冒頭、申し上げたように非常に厳しい結果だったと、このように考えております。そういった中で自民党に対する様々な批判があると、これを重く受け止めなければいけない。政治改革、党改革を進めていく、同時に物価高の問題、また円安の問題、そして厳しさを増す安全保障環境、こういった課題もあるわけでありまして、しっかりとそれらに答えていくことで、率直に時間はかかると思いますが、国民の皆さんの信頼をもう一度回復できるように努めていきたいと思います。
- 朝日新聞です。今回3つの選挙区全てで議席を失うという見通しとなりました。選挙の責任者として幹事長それから選対委員長それぞれに今回の責任をどのように受け止めて、また今後どのように責任を果たしていくお考えか、それぞれお伺いさせてください。
- 今、申し上げましたが、こういった厳しい結果になったことを重く受け止めなければいけない。そして、自民党に対して大きな厳しい目が向けられている。こういったことを謙虚に受け止めながら改革をしっかり進める。そして、また色々な課題があるわけでありまして、それを解決することによって信頼回復に努めていく。そして党勢を回復していく、そのことに全力で取り組みたいと、こんな風に考えております。
A（小渕選対委員長）: 今回の選挙について特に、島根については候補者を擁立した形の選挙戦となりました。私自身も現地に入り、一生懸命応援活動をしてまいりましたけれど、このような結果になりました。本当に多くの方々に、もちろんご批判もたくさんいただきましたが、多くの皆様方に応援をいただきました。友党公明党の皆様にもお力添えをいただきました。そういう中でこういう結果になりましたので、この責任についてはこの重さを誰よりも痛感していると思っています。今回のこの結果は、やはり国民の皆様からの、信頼をいただけなかったということだと思いますので、しっかり信頼回復に努めていくということと共に、しっかり今回の選挙の結果を分析して次の選挙に備えていきたいと考えています。
- NHKです。幹事長に伺います。今回の結果を受けて次の衆院選、総選挙を早期に行うのは難しいのではないかという声が強まることも予想されますけれど、総選挙の時期についてご見解があれば伺わせてください。
- 今、選挙の結果が出たばかりであります。確かに厳しい結果でありましたけれど、もう少しこの結果をしっかりと分析してみたいと、そしてその上でどうしたら党勢の回復につなげられるか、国民の皆さんの信頼回復につなげられるかということをまず考えてみたい、そんな風に思っています。
- 共同通信です。今回の結果を受けて、岸田総理の求心力の低下という指摘もあるかと思いますが、幹事長としてどうやって総裁を支えていくか、今後のお考えをお聞かせください。
- 非常に自民党は厳しい状況に置かれていると、こういう状況だからこそ、党が一致結束をして臨んでいく必要があると思っています。自民党も厳しい状況でありますけれど、日本が抱えている課題も様々なものがあるわけでありまして、そういった課題に党として、また政府与党で一致して一つになって対応していくと、このことが何より大切であると考えております。
