人生100年時代戦略本部取りまとめ
～人生100年時代の社会保障改革ビジョン～

2019年5月21日
自由民主党政務調査会

人生100年時代に相応しい働き方と、それを支える全世代型社会保障の実現に向け取り組むべき課題と方向を整理。現状の受益と負担のアンバランスを踏まえれば、給付抑制（第1の道）や負担拡大（第2の道）は不可避であるが、加えて社会保障改革の第3の道（「支える側」と「支えられる側」のリバランス）を進めるという発想も必要。また、就労を阻害するあらゆる「壁」を撤廃し、「働いても損をしない仕組み」へと転換。特定の生き方や働き方が不利にならない「選択を支える社会保障」を目指す。これを全ての世代が公平に支え合うため、年齢ではなく負担能力（所得と資産）によって負担のあり方を決める範囲を拡大すべき。