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政策

柏崎市長らと意見交換 党原子力規制PT

平成29年3月6日

柏崎市長らと意見交換 党原子力規制PT

党原子力規制に関するプロジェクトチーム(PT)(座長:吉野正芳衆議院議員、座長代理:井上信治衆議院議員、事務局長:石川昭政衆議院議員)は6日、東京電力柏崎刈羽原子力発電所が立地する新潟県柏崎市、刈羽郡刈羽村を訪問し、柏崎刈羽原発の視察と櫻井雅浩柏崎市長、品田宏夫刈羽村長らと意見交換を行いました。意見交換には、地元選出の細田健一衆議院議員、三富佳一新潟県連エネルギー対策部会長も同席しました。
櫻井柏崎市長、品田刈羽村長らとの意見交換では、原子力防災に係る現状の問題点や課題について説明を受け、櫻井柏崎市長より、冬季かつ夜間の原発事故を想定した避難計画の策定と山間部の除雪等の対策、自家用車避難を想定した避難道路整備等の要望を受けました。品田刈羽村長からは、不正確な情報で住民を不安させないよう正確な情報提供に努めてほしい等の言及がありました。吉野座長は「要望は党PTとしてしっかり受け止め、政府にも伝えたい」と応じました。
また、柏崎刈羽原発の視察では、原発の再稼働の前提となる新規制基準への適合性を審査申請している6号機、7号機における、適合性の審査状況や津波に備えた対策などの安全対策の実施状況、また福島第一原発事故の教訓を踏まえた危険に備える安全対策等について、説明を受けました。
党原子力規制に関するPTは、東京電力福島第一原子力発電所の事故の後、原子力規制委員会設置法案を策定するために政調内に設置された機関。その後も、原発事故以前、原子力・エネルギー政策と安全規制に携わる行政組織が一体であったという反省を踏まえ、党のエネルギー政策とは一線を画し、より良い規制行政を作り上げていくために活動を続けています。


柏崎市長らと意見交換 党原子力規制PT
柏崎市長らと意見交換 党原子力規制PT