谷垣禎一総裁は12日、東京・有楽町駅前で街頭演説を行い、この日の衆院厚生労働委員会で民主党など与党が強行採決した「子ども手当て法案」の問題点を訴えた。夕方の肌寒い中、800人を超える聴衆が詰めかけ、谷垣総裁とわが党議員の訴えに耳を傾けた。谷垣総裁は同法案について「少子化対策なのか景気対策なのか家庭の経済対策なのかはっきりしないのが大問題。給付対象もはっきりしない」と述べ、制度設計の詰めの甘さを指摘した。また、民主党が謳う「子どもは社会が育てる」との考え方について、「子供はまず親が育てることが第一だ」と述べたうえで、この考え方自体が制度設計を歪める原因であることを強調した。さらに「中・長期の財政運営の計画もなく、バラマキの選挙対策で国民を買収する歪んだ政治は憂慮に堪えない」と述べ、民主党政権を痛烈に批判した。
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