米国・ワシントンDCを訪問中の麻生太郎総理は24日午前(日本時間25日未明)、オバマ大統領が就任後、初めてホワイトハウスに招く外国首脳として、首脳会談に臨んだ。会談は大統領執務室で1時間あまり行われ、両首脳は、日米同盟を強化して「重層的な同盟関係」を築くことで一致。2国間の安全保障問題だけでなく、金融・経済、アフガニスタン、環境など世界的な諸課題に協力して対処していくことを確認した。会談の冒頭オバマ大統領は、日米関係は「東アジアの安全保障の礎石」と述べ、さらに強化したい考えを表明。これに対し麻生総理は、世界第1位、第2位の経済大国の両国が手を携えてグローバルな諸課題に取り組む重要性を強調した。金融・経済危機については、世界経済の回復に向け全力を尽くすことで一致し、4月にロンドンで開かれる緊急首脳会合(金融サミット)に向け協力していくことを確認した。また、北朝鮮問題では、麻生総理が拉致、核、ミサイルなど諸懸案の「包括的解決」を強調すると、オバマ大統領は引き続き日米が緊密に連携して北朝鮮問題に取り組むべきだとの認識を示した。北朝鮮のミサイル発射準備については、「緊張を高める行動を取るべきでない」との考えで一致した。麻生総理は17日に米国のクリントン国務長官と会談したのを皮切りに、18日にロシアのメドベージェフ大統領、23日に中国共産党中央対外連絡部の王家瑞部長と相次いで会談。1月の施政方針演説で示した外交方針「新しい秩序創りへの参画」の具体化へ向け、麻生外交を急ピッチで進めている。
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